天神人形

学業成就

学問の神様・菅原道真にあやかって

当地方ではかって、節句のお祝いに御坊人形を贈る習わしがありましたが、最後の人形師が亡くなってからはその伝統が途絶えていました。御坊人形には様々な種類がありますが御坊天神堂では店の名前にもなっている『天神様』を新たな御坊人形として仕上げています。

この天神人形は以前のものを元に目と耳を大きくするなどオリジナルの天神人形になっています。また人形には製作方法の違いから張り子と練り物の2種類のタイプがあります。


*受注生産のため、ご注文からお引き渡しまで現在2ヶ月以上いただいております。何卒ご了承の程お願い申し上げます。


天神人形のご注文について

天神人形は全て受注生産となっております

定価 練り物 30,000円

張り子 35,000円

「張り子」と「練り物」の違い

天神人形には2種類のタイプがあります。ここでは簡単にその違いについてせつめいします。

「張り子」

張り子は人形の型となるものに紙を何枚も貼り重ね、乾いてから中の型を抜き取って作ります。張り抜きと呼ばれることもあります。出来たものを張りぼてと言ったりもします。一般的によく知られているものには、張子の虎(頭に触ると首が動く張子の人形)や達磨(選挙の時に当選すると目を入れたりする達磨人形)などがあります。張子は中が空洞になっていますから軽いのが特徴です。天神人形では型を張る紙に、時代物の和紙を使っています。

「練り物」

練り物は粘土製人形のことです。粘土で型を作り乾燥させ胡粉を塗り、彩色して仕上げます。江戸時代から節句物、縁起物としてこの種の人形制作が全国各地に発達、数多くの作品が生まれました。特に京都・伏見を源流に、全国に多くの練り物人形が伝わっています。

製作途中の張り子